校内研修17

鉛筆主体的・協働的に学ぶ児童の育成

~「見方・考え方」を視点にした教科指導を通して~

算数ブロック「四角形と三角形の面積(5年生)」

ねらい「四角形や五角形などの面積を、既習の求積公式を適用するなど工夫して求めることができる。」とし、武田先生が研究授業を行いました。

 「面積」の学習は、前回4年生でも提案していましたが、「解決の見通しを持って学習すること」「未習の図形の求積方法と既習の図形の求積方法を関連付けて考えること」「簡潔かつ的確な表現に高め、求積公式を導く」ことが、身に付けさせたい資質・能力です。

 図形に補助線を入れたり、図形を移動させたり、長方形になった図形のマス目を数えたり……と、課題解決に向けて積極的に学習することができました。「この式は、どんなことを意味しているの?」という教師側の問いかけに、求積方法を理解して面積を求めることができました。この積み重ねが、学力向上につながります。算数科・数学科にとって重要な見方・考え方を再確認できる授業でした。