校内研修10

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

~計算の意味か。方法か~

算数ブロック「小数(3年生)」

 導入において、解決方法の見通しを立てられる板書が印象的な授業でした。その影響もあり、一貫して、子どもたちが落ち着いた雰囲気の中で、真剣に学習できました。また、春山先生の学習準備の中で、ヒントカードが充実しており、主体的な学びのために役だっていました。また、ペア、学級全体へと段階を踏んで、考えを共有しあう協働的学びの場面も見られました。個人のノートも、問題解決に向けての学習方法が身についています。

 3年生で、初めて学習する小数第一位までの小数の加法の計算を説明する授業。そこで検討会で、「ねらい」は、小数の計算の「方法」なのか「意味」なのか、教師側のとらえが必要であるといった、意見がだされました。また、それをしっかり捉えることで、子どもに身に付けさせたいことが、はっきりしてくるといったことが認識できるような、提案授業でした。