校内研修

校内研修「研究授業4」

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

その他のブロック   道徳 4年生 「どっちがいいか」

 「主題名:みんなが気持ちよく 内容項目C-11 規則の尊重」

 様々な事象を道徳的諸価値の理解を基に、自己との関わりで多面的・多角的に捉え、自己の生き方について考えることを、道徳の見方・考え方としました。

今回の授業では、前半、資料で本時の考えたいことについて押さえ、資料と身近なルールを交えながら、問題解決的な道徳の授業を行いました。

 「主体的学びのための視点」の導入では、前回の感想を提示したり、振り返りをしたりすることで、問題意識をもたせることが大変スムーズに行う事ができました。展開部の中心発問「ルールや決まりは何のためにあるのか?」の問いに対して、板書の表がわかりやすくまとめてあり、それを見ながら全員の児童が自身の考えを持つことができました。

 「協働的な学びのための視点」では、教師がファシリテーターとして、「なぜ」「どうして」などの補助発問をすることを通して、多様な考えに触れることができました。児童の反応がしっかり予想されていて補助発問が的確でした。

 何箇所か、児童の発言を深く掘り下げられる言葉があったので、より児童の考えを深める事に利用していくことができるのではないか、という意見が出されました。

 一つの価値にこだわるのではなく、価値をミックスさせながら、自己の生き方について考えるよりよい道徳の授業が展開されました。