鉛筆 選んだ理由を説明しよう2の3算数

3年生の算数では、三角形と四角形について学習しています。今日はいくつかの図形の中から三角形と四角形を選んで、その選んだ理由を説明する時間でした。

1年生までは、三角と四角という漠然とした形で捉えていましたが、2年生では、辺や頂点という数学的な要素に着目して考えます。まず、一人ひとりが分類し、友達同士で理由を説明し合いました。最後に、全体で選んだ理由を確認しました。

なぜ三角形なのか担任が理由を問うと、子供たちがその理由を電子黒板を使って説明し始めました。

角が丸かったり、曲線があったり、担任から「これも三角形じゃないの?」という問いかけがありました。子供たちからは、「だって先生、それはね・・・」とさらに理由を説明していきます。

「今の説明で納得したかな?」と問うと、納得したという子供と、まだわからない、という子供がいて、担任は更に違う子供に説明を求めました。最後には、わからなかった子供がわかったところで、担任がまとめを行いました。

 子供たちに上手に問いかけながら、今までの三角と四角という感覚から、頂点と辺という図形の構成要素に着目させ、数学的な考え方を身に着けさせていく授業でした。子供たちが自分で説明することで、思考や表現力が高まっていきます。

 最後に振り返りをして、「頂点」や「辺」の意味や三角形、四角形の定義を学びました。おそらく「じゃあ五角形はどんな図形か分かる?」と問いかければ、ほとんどの子供たちが答えられるのではないかと感じ、上位学年につながる学びができたのではないかと思います。