2020年8月の記事一覧

校内研修 「研究授業3」

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

その他の教科ブロック(音楽)「打楽器の音楽(4年生)」(音楽づくり)

 今年度3回目の研究授業が7月27日(月)に行われました。「楽器の音色や旋律のよさを見いだしながら、音楽の仕組みを用いて音楽をつくる。」という学習内容でした。空き教室を使いながら、距離を取りながら打楽器の演奏に取り組むできる環境づくりやステレオから音楽が流れると集合して話を聞くなど、随所に音楽への感覚を養う工夫がありました。子供たちは、茂木先生手作りの「マグネット式のクリアシート」を用い、前授業で作成した音楽を基に、同じグループで相談しながら、本時の学習内容の「反復」と「音の重なり」を取り入れ、音楽づくりをしていました。考えを発表し、全体で比較・検討する場面では、自分たちの演奏や他の班の演奏を聴き、「反復」と「音の重なり」について感じたことを共有することができました。学習のまとめ最終段階では、子供たちから「反復」については「一つ一つの音色のよさ」や「繰り返そうとする作り手の気持ちが分かる」、「音の重なり」については「違う音色のよさ」や「響きの幅の広がりがあった」といったそれぞれのよさを感じている発表がありました。今後の音楽づくりに活用できそうです。