2020年7月の記事一覧

校内研修 「研究授業2」

 

 

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

国語ブロック「~説明文の読み取り~時計の時間と心の時間(6年生)」

 ねらい「主張とそれを支える事例との関係について読み深め、筆者の意図について話し合うことができる。」とし、授業を行いました。

「主体的学びの視点:前時までの振り返りや気付を確認することで、学習への意欲を高め、解決への見通しを立てることができる。」では、折りたたみができるワークシートを使用し、各事例の特徴を考えることができました。また、色分けをして、読み深めていったり、解決の見通しを立てたりするのに役立つワークシートでした。

「協働的な学びのための視点:筆者の主張を明確にするための表現工夫である事例や図、表の役割を考えさせることで、筆者の工夫について話し合うことができる。」では、先生方が検討会で頭を悩ませるほど難解な説明文を、6年生は、書き込んだワークシートをもとに、筆者の工夫について考えようと真剣に取り組むことができました。さらに、日頃より、叙述に即して、自分の考えをまとめる練習をすると、話し合いが深められることを学ぶ事ができる授業でした。国語ブロックの見方・考え方の中で、「……他者とのコミュニケーションの側面を通して、自分の思いを形成し深める。」という実践に向かって、研修が深まっています。