2020年10月の記事一覧

校内研修10

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

~計算の意味か。方法か~

算数ブロック「小数(3年生)」

 導入において、解決方法の見通しを立てられる板書が印象的な授業でした。その影響もあり、一貫して、子どもたちが落ち着いた雰囲気の中で、真剣に学習できました。また、春山先生の学習準備の中で、ヒントカードが充実しており、主体的な学びのために役だっていました。また、ペア、学級全体へと段階を踏んで、考えを共有しあう協働的学びの場面も見られました。個人のノートも、問題解決に向けての学習方法が身についています。

 3年生で、初めて学習する小数第一位までの小数の加法の計算を説明する授業。そこで検討会で、「ねらい」は、小数の計算の「方法」なのか「意味」なのか、教師側のとらえが必要であるといった、意見がだされました。また、それをしっかり捉えることで、子どもに身に付けさせたいことが、はっきりしてくるといったことが認識できるような、提案授業でした。

 

校内研修9

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

その他の教科ブロック「外国語(5年生)」

~外国語学習の評価~

 教科となった外国語の授業でした。谷津先生と徳留先生の明るく楽しい雰囲気の中、リズムに合わせて単語の練習をしたり、クロスワードで単語の書きとりをしたりと、たくさんの活動が1時間の中に入っていました。歌やゲームを使った活動で、子供たちはとても楽しく活動に取り組むことができました。また、本時では「Would you like?」や「I’d like ~.」を使ってランチメニューを注文する練習を行いました。子供たちが、お店屋さんとお客さんと役割を交換しながら、課題に沿った注文を行うことができました。課題もだんだんとレベルが上がる課題になっているなど楽しく達成感をもって学べる工夫がたくさんありました。検討会では、外国語学習の評価について話し合われました。

 

 

校内研修8

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

国語ブロック「世界にほこる和紙(4年生)」

 単元を通した課題「リーフレットを作成しよう」を児童のゴールとする姿とし、説明文「世界にほこる和紙」を読み解き、興味関心の深まる「リーフレット作り」のための学習における授業を提供してくれました。「自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして、書き表し方を工夫することができる。」という目標をクリアすることで、自分たちの作る「リーフレット作り」をよりよく、わかりやすく作成したい思いをもち、熱心に授業に取り組むことができました。検討会でも多数出されましたが、単元の課題の見通しを持つことで、単元を通し、継続した児童の興味関心を深め、主体的に学ぶ視点となっており、大変有効でな手立てとなっていました。さらに、ノート指導において、板書をしっかり記述し、次時にいかせる学習活動となっていました。

 

校内研修7

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

算数ブロック「三角形と四角形(2年生)」

 本単元は、2年生で初めての図形領域の単元です。今まで、「さんかく」や「しかく」という言葉を使っていた子どもたちが、「三角形」「四角形」の定義を理解し、弁別したり、作図したりすることができるようになるところです。

 「主体的な学びの視点」では、実際に点を結んで、三角形や四角形を書く活動を取り入れました。1年生の時以来の、定規を使った学習で、やや手こずった場面も見られました。しかしながら、根気強く課題に取り組む様子も見られ、集中して課題に取り組む態度は向上しています。さらに、三角形や四角形に分類する活動や理由を説明することを充実させるため、教師側のひと工夫が今回のねらいにぐっと近づくことになるのではないかといった意見も出されました。

 

校内研修6

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

国語ブロック「うみのかくれんぼ(1年生)」

 6月に入学式を行い、4ヶ月たった1年生。文字を読んだり、書いたりすることにもだいぶ向上が見られています。今回の授業では、説明文「うみのかくれんぼ」を読むことにチャレンジしました。海の中で、おもしろい生き物がかくれんぼをしている様子を「何が、どのように……」という文例に当てはめて読み取ります。さらに、ワークシートに書くということにもいっしょうけんめいに取り組むことができました。このことは、指導者の「主体的な学びのための視点」であり、説明文の書き方について、自分の考えをもつことに結びつけていました。1年生にとって、書く活動は、かなり時間がかかります。そこで、ワークシートを全部書くのではなく、穴埋め式にしたり、パズル形式にしたりするなど、検討会で参考になる意見が多数出されました。