校内研修

校内研修18

 主体的・協働的に学ぶ児童の育成

~「見方・考え方」を視点にした教科指導を通して~

国語ブロック「想像力のスイッチを入れよう(5年生)」

 ねらい「事例と意見との関係に叙述を基に押さえ、事例を挙げて説明する効果を考えることができる」とし、小林先生が研究授業を行いました。

 説明文の学習を通し、「文章を読んでまとめた意見や感想を共有し、自分の考えを広げることができる」が目標です。

 前時までの既習事項を振り返る場面で,ICTを利用して児童の視覚に訴える物を作成してくれました。既習事項として残しておきたい物は、掲示できるようにするとより良いのではないかという意見が、検討会で出されました。

 また、主体的な学びや協働的な学びのための視点として、「めあての作り方・与え方」「事例と意見の関係性について考える上での、教師の手立て」「単元を通した児童に身に付けさせたいこと、ゴールの姿」について意見が交わされました。

 本校の来年度に継続される「メディア」「ICT」との関わりも考えられような、活発な話し合いが行われました。

校内研修17

鉛筆主体的・協働的に学ぶ児童の育成

~「見方・考え方」を視点にした教科指導を通して~

算数ブロック「四角形と三角形の面積(5年生)」

ねらい「四角形や五角形などの面積を、既習の求積公式を適用するなど工夫して求めることができる。」とし、武田先生が研究授業を行いました。

 「面積」の学習は、前回4年生でも提案していましたが、「解決の見通しを持って学習すること」「未習の図形の求積方法と既習の図形の求積方法を関連付けて考えること」「簡潔かつ的確な表現に高め、求積公式を導く」ことが、身に付けさせたい資質・能力です。

 図形に補助線を入れたり、図形を移動させたり、長方形になった図形のマス目を数えたり……と、課題解決に向けて積極的に学習することができました。「この式は、どんなことを意味しているの?」という教師側の問いかけに、求積方法を理解して面積を求めることができました。この積み重ねが、学力向上につながります。算数科・数学科にとって重要な見方・考え方を再確認できる授業でした。

 

校内研修16

 会議・研修主体的・協働的に学ぶ児童の育成

~「見方・考え方」を視点にした教科指導を通して~

その他ブロック「ようこそ、桜組しゃしんてんらん会へ!」

ねらい「聞いている人に、わかりやすく伝えるためにはどうしたらよいか、考え表現する。」とし、大島先生が研究授業を行いました。

 一人ひとりの学習を大切にした個別計画、見通しをもった学習計画は、自己肯定感を持つことができます。どの児童も、友達の発表をよく聞き、主体的に自信をもって発言することができました。

 検討会で、大島先生が「実態を正確に把握すること」を強調されていました。どのクラスでも考え、学習を進めるにあたり必要とされる事です。もう一度、自分の授業や学習の進め方、児童に対する態度を改めて見直すことができる、素晴らしい授業でした。

校内研修15

花丸

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

算数ブロック「面積(4年生)」

ねらい「複合図形に補助線を引く活動を通して、既習の長方形や正方形の求積方法を用いて複合図形の求積方法を見出すことができる。」とし、土川先生が研究授業を行いました。

 4年生にとって、重要な「面積」の学習。複合図形に補助線を引く活動も初めての経験でしたが、既習事項の長方形、正方形の面積の公式を使って、求積方法を考えることに集中して取り組めました。補助線の引き方を考え、多数の求積方法に取り組むことにチャレンジできました。

 検討会では、評価「思考判断:多くの求積方法を求めている」と「主体的に学習に取り組む:より手際よく解決しようとする」、「どちらに授業者が重きをおいた授業であったのか。」「そのためには、どんな教材の与え方が必要か。」「面積の捉え方として、1㎠がいくつ分であるのか。」「見方・考え方の視点は」といったことが、出されました。見通しを持った授業の展開について深く話し合える検討会となる、素晴らしい提案授業でした。

 

校内研修14

 

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

その他のブロック 社会「だるまを作るまち高崎市(4年生)」

花丸鉛筆ねらい「社会的事象への視点を基に、自らの疑問点や知ってることを挙げる活動を通して、単元の学習課題を作ることができる。」を、高崎だるまをとりあげて提案授業を行ってくれました。子どもたちが生き生きと授業に取り組めました。

 5W1Hをイメージできる「資料の選択」は、社会学習にとって大変重要です。寺嶋先生の選んだ資料は、児童が学習課題を設定するために有効でした。また、子どもに寄り添った授業の進め方は、大切なポイントであり、児童の考えや疑問点を引き出す上で大切であることを再確認できました。その他、「個の課題と全体の課題を分けて進める」「資料を一人一人が持つのはどうか」「発言する児童が特定されているところもあるので、発言に関するルール作りの必要性」等、熱心な検討会が行われました。

 

校内研修13

 

星校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

算数ブロック「ひきざん(1年生)」

 「10といくつ」とみる見方に着目して計算の仕方を考え、計算することができるを本時のねらいとして、岡野先生が1年生の算数の授業を提供してくれました。ひきざんの導入部分で、「子どもたちの多様な考えを引き出したらよいか」を果敢にチャレンジしてもらいました。「返事の仕方」「考えを発表する場」「自分の考えを解決させるための操作活動」等。1年生の学習ぶりに参観している先生方みんなで感心してしまいました。高瀬小学校の学習基盤を低学年から定着させていく大切さを感じることができました。

 

校内研修12

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

その他のブロック 「自立活動『20のとびら』の答えを当てよう(星組)」

 ねらい「わからなかったり間違えたりしても、気持を切り替えながら最後まで活動しようとする態度を育てる。」として、黒澤先生が、自立活動学習の授業を公開してくれました。「自分のつまずきを克服する」「自分の障害を受容」する積極的・主体的な態度がみられました。また、特別支援クラス以外でも利用できる学習における指導が満載でした。「予定表の掲示」「約束・ルールの提示」「掲示物の工夫」「具体的言葉がけ」「振り返り・心情曲線シート」等。さらに、課題を最後に共有する場面があっても良いのではないか、といった意見も出され、充実した検討会になりました。

 

校内研修11

 

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

~必要な事柄の判断・順序にあった構成の必要性~

 

国語ブロック「自動車ずかんをつくろう(1年生)」

 単元の目標「自動車図鑑をつくろう」としました。本時は、「キャンピングカー」の名前・仕事・つくりについて書く練習をしました。書こうとする題材に必要な事柄の判断や資料のどの部分を使用するか考え、説明文を書きました。1年生の書くことに対する成長ぶりに、みんながびっくりさせられました。検討会では、今回の「めあての立て方」「適切な資料の与え方」「既習事項の有効な活用」「書くことの見通し」等について、活発に意見交流が行われました。

 

校内研修10

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

~計算の意味か。方法か~

算数ブロック「小数(3年生)」

 導入において、解決方法の見通しを立てられる板書が印象的な授業でした。その影響もあり、一貫して、子どもたちが落ち着いた雰囲気の中で、真剣に学習できました。また、春山先生の学習準備の中で、ヒントカードが充実しており、主体的な学びのために役だっていました。また、ペア、学級全体へと段階を踏んで、考えを共有しあう協働的学びの場面も見られました。個人のノートも、問題解決に向けての学習方法が身についています。

 3年生で、初めて学習する小数第一位までの小数の加法の計算を説明する授業。そこで検討会で、「ねらい」は、小数の計算の「方法」なのか「意味」なのか、教師側のとらえが必要であるといった、意見がだされました。また、それをしっかり捉えることで、子どもに身に付けさせたいことが、はっきりしてくるといったことが認識できるような、提案授業でした。

 

校内研修9

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

その他の教科ブロック「外国語(5年生)」

~外国語学習の評価~

 教科となった外国語の授業でした。谷津先生と徳留先生の明るく楽しい雰囲気の中、リズムに合わせて単語の練習をしたり、クロスワードで単語の書きとりをしたりと、たくさんの活動が1時間の中に入っていました。歌やゲームを使った活動で、子供たちはとても楽しく活動に取り組むことができました。また、本時では「Would you like?」や「I’d like ~.」を使ってランチメニューを注文する練習を行いました。子供たちが、お店屋さんとお客さんと役割を交換しながら、課題に沿った注文を行うことができました。課題もだんだんとレベルが上がる課題になっているなど楽しく達成感をもって学べる工夫がたくさんありました。検討会では、外国語学習の評価について話し合われました。

 

 

校内研修8

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

国語ブロック「世界にほこる和紙(4年生)」

 単元を通した課題「リーフレットを作成しよう」を児童のゴールとする姿とし、説明文「世界にほこる和紙」を読み解き、興味関心の深まる「リーフレット作り」のための学習における授業を提供してくれました。「自分の考えとそれを支える理由や事例との関係を明確にして、書き表し方を工夫することができる。」という目標をクリアすることで、自分たちの作る「リーフレット作り」をよりよく、わかりやすく作成したい思いをもち、熱心に授業に取り組むことができました。検討会でも多数出されましたが、単元の課題の見通しを持つことで、単元を通し、継続した児童の興味関心を深め、主体的に学ぶ視点となっており、大変有効でな手立てとなっていました。さらに、ノート指導において、板書をしっかり記述し、次時にいかせる学習活動となっていました。

 

校内研修7

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

算数ブロック「三角形と四角形(2年生)」

 本単元は、2年生で初めての図形領域の単元です。今まで、「さんかく」や「しかく」という言葉を使っていた子どもたちが、「三角形」「四角形」の定義を理解し、弁別したり、作図したりすることができるようになるところです。

 「主体的な学びの視点」では、実際に点を結んで、三角形や四角形を書く活動を取り入れました。1年生の時以来の、定規を使った学習で、やや手こずった場面も見られました。しかしながら、根気強く課題に取り組む様子も見られ、集中して課題に取り組む態度は向上しています。さらに、三角形や四角形に分類する活動や理由を説明することを充実させるため、教師側のひと工夫が今回のねらいにぐっと近づくことになるのではないかといった意見も出されました。

 

校内研修6

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

国語ブロック「うみのかくれんぼ(1年生)」

 6月に入学式を行い、4ヶ月たった1年生。文字を読んだり、書いたりすることにもだいぶ向上が見られています。今回の授業では、説明文「うみのかくれんぼ」を読むことにチャレンジしました。海の中で、おもしろい生き物がかくれんぼをしている様子を「何が、どのように……」という文例に当てはめて読み取ります。さらに、ワークシートに書くということにもいっしょうけんめいに取り組むことができました。このことは、指導者の「主体的な学びのための視点」であり、説明文の書き方について、自分の考えをもつことに結びつけていました。1年生にとって、書く活動は、かなり時間がかかります。そこで、ワークシートを全部書くのではなく、穴埋め式にしたり、パズル形式にしたりするなど、検討会で参考になる意見が多数出されました。

 

校内研修5

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

算数ブロック 「拡大図と縮図(6年生)」

 「実際の地図を使うことで、今までの経験と結び付け、おおよその長さを検討できるようにする。」主体的な学びのための視点として、授業が進められました。慣れ親しんでいる学校を題材にして、児童の興味・関心を高める工夫を行いました。また、協働的な学びの視点として、「測定することが困難な場所の長さを求めるときに、実際の長さと縮図の長さに関係があることに気付くことができるようにする。」として、中澤先生が、児童の様子を見ながら進めているよさがみられる授業でした。

 今回の授業検討会で、よりよく展開するために、「縮図の性質」について前時までにおさえることの大切さ。「縮図と地図との関連性」についての理解。「何について気付かせたいか」見通しをもった指導。等について意見が出されました。研修がより深まる提案授業でした。

 

校内研修

校内研修「研究授業4」

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

その他のブロック   道徳 4年生 「どっちがいいか」

 「主題名:みんなが気持ちよく 内容項目C-11 規則の尊重」

 様々な事象を道徳的諸価値の理解を基に、自己との関わりで多面的・多角的に捉え、自己の生き方について考えることを、道徳の見方・考え方としました。

今回の授業では、前半、資料で本時の考えたいことについて押さえ、資料と身近なルールを交えながら、問題解決的な道徳の授業を行いました。

 「主体的学びのための視点」の導入では、前回の感想を提示したり、振り返りをしたりすることで、問題意識をもたせることが大変スムーズに行う事ができました。展開部の中心発問「ルールや決まりは何のためにあるのか?」の問いに対して、板書の表がわかりやすくまとめてあり、それを見ながら全員の児童が自身の考えを持つことができました。

 「協働的な学びのための視点」では、教師がファシリテーターとして、「なぜ」「どうして」などの補助発問をすることを通して、多様な考えに触れることができました。児童の反応がしっかり予想されていて補助発問が的確でした。

 何箇所か、児童の発言を深く掘り下げられる言葉があったので、より児童の考えを深める事に利用していくことができるのではないか、という意見が出されました。

 一つの価値にこだわるのではなく、価値をミックスさせながら、自己の生き方について考えるよりよい道徳の授業が展開されました。

 

校内研修 「研究授業3」

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

その他の教科ブロック(音楽)「打楽器の音楽(4年生)」(音楽づくり)

 今年度3回目の研究授業が7月27日(月)に行われました。「楽器の音色や旋律のよさを見いだしながら、音楽の仕組みを用いて音楽をつくる。」という学習内容でした。空き教室を使いながら、距離を取りながら打楽器の演奏に取り組むできる環境づくりやステレオから音楽が流れると集合して話を聞くなど、随所に音楽への感覚を養う工夫がありました。子供たちは、茂木先生手作りの「マグネット式のクリアシート」を用い、前授業で作成した音楽を基に、同じグループで相談しながら、本時の学習内容の「反復」と「音の重なり」を取り入れ、音楽づくりをしていました。考えを発表し、全体で比較・検討する場面では、自分たちの演奏や他の班の演奏を聴き、「反復」と「音の重なり」について感じたことを共有することができました。学習のまとめ最終段階では、子供たちから「反復」については「一つ一つの音色のよさ」や「繰り返そうとする作り手の気持ちが分かる」、「音の重なり」については「違う音色のよさ」や「響きの幅の広がりがあった」といったそれぞれのよさを感じている発表がありました。今後の音楽づくりに活用できそうです。

 

 

校内研修 「研究授業2」

 

 

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

国語ブロック「~説明文の読み取り~時計の時間と心の時間(6年生)」

 ねらい「主張とそれを支える事例との関係について読み深め、筆者の意図について話し合うことができる。」とし、授業を行いました。

「主体的学びの視点:前時までの振り返りや気付を確認することで、学習への意欲を高め、解決への見通しを立てることができる。」では、折りたたみができるワークシートを使用し、各事例の特徴を考えることができました。また、色分けをして、読み深めていったり、解決の見通しを立てたりするのに役立つワークシートでした。

「協働的な学びのための視点:筆者の主張を明確にするための表現工夫である事例や図、表の役割を考えさせることで、筆者の工夫について話し合うことができる。」では、先生方が検討会で頭を悩ませるほど難解な説明文を、6年生は、書き込んだワークシートをもとに、筆者の工夫について考えようと真剣に取り組むことができました。さらに、日頃より、叙述に即して、自分の考えをまとめる練習をすると、話し合いが深められることを学ぶ事ができる授業でした。国語ブロックの見方・考え方の中で、「……他者とのコミュニケーションの側面を通して、自分の思いを形成し深める。」という実践に向かって、研修が深まっています。

 

 

校内研修 「研究授業1」

 

校内研修

主体的・協働的に学ぶ児童の育成

―「見方・考え方」を視点にした教科指導を通してー

算数ブロック「わり算(3年生)」

 今年度初めての研究授業が行われました。「12を4つに分ける活動を通して、除法と既習の乗法や分数、減法などと関連付けて考え、単元の課題を見出すことができるようにする。」という学習内容でした。見通しをもち、個別に課題解決する場面では、ノートに図をかいて「どうしたら4つに分けられるのだろう」と真剣に取り組んでいました。考えを発表し、全体で比較・検討する場面では、中野先生手作りの「クリアシート」を活用し、意見を発表したり、その意見について自分の考えと比較・検討したりする様子がみられました。学習のまとめ最終段階では、わり算とかけ算の関連性や分数との関連性を考えつぶやいている児童もいました。これから始まる「わり算」に興味関心をもって取り組んでいけるような授業でした。

 

 

 

授業構想シート.pdf